君を想う

東京

背を伸ばして着飾る街

待ち合わせの駅は今日も

光り出した

 

行き交う人のあれこれに

忙しなく日は暮れて行く

大人びた繋がりに

温もりが隠れそう

 

言葉一つ添えた想い

空へ溶けてしまうから

君を想い抱き続けて

時を翫ぶのさ

そっと伝わればいい

 

 

もっと満たされたら

愛は終わる

高層ビルの切なさも灯り続ける

 

 

変わりゆく街の影から

置いてけぼりのペシミスト

黄昏のように淡く

この場所も消え行くの?

 

 

人は脆く尊いから

愛を知りたがるけれど

君が笑うその瞳から

ふいに真実を見た

少し胸が痛んだ

 

 

季節と色づいたこの縁

いくつもの出会いの中で

君とここにいるよ

 

 

言葉一つ添えた想い

空へ溶けてしまうから

生まれ落ちて巡り会えた

温もりもあげられないから

君を想い抱き続ける

きっとそれだけでいい

いつかまた会えるまで