無憂宮

時が世界を変える

時が世界を止める

 

欲望という薬に溺れ知らないとこで傷を負わせる

いつだってそうだ

罪はグレーな永久のアポリア

 

すがれた時計草

儚き夢を見て笑ったような気がした

 

健全で完全な肉体

精神はかつてより外的要因に蝕まれ

人間は無残な虎と化す

奄々と木霊する音声 想像が膨張してる

「後悔を捧げよ」と我を執拗に蝕み続けてる

 

一人泣いてる 誰の目もなく

何も聞こえない暗闇で

 

壊れた超自我 お前がいなければ

消えない憂いはなかっただろう

汚れてしまった心も赦すほど

 

鈍色の快楽を求めてしまうよ