「シークレットジーン」〜リリースまでの道のり/裏話


またまた久しぶりのブログでご報告です。

 

2025/7/30にw-m 5th album「シークレットジーン」をリリースしました!

約3年ぶりのアルバムとなりましたが、満足のいく1作品になったと思います。

去年の10月のブログでリリースを仄めかしているのに、こんなに時間がかかってしまった。

目を瞑って聴いてもらえたら嬉しいです。

サブスクリンク:https://linkco.re/UapHuSnA

 

 

今回はXにて、ライナーノーツみたいなことをする発信も考えています。

「作品を届ける」ことに妥協しがちだったので、しつこくてもしっかり発信していきたい所存です。

みなさま応援のほどお願い申し上げます。。

 

今日は先んじて、この作品ができるまでの全体的なことを書いていこうと思います。

次回は楽曲の細かな感想も書いていこうと思います!

 

 

 

 

▼リリースまでの道のり

 

この作品の前に、シングルとして6曲を配信する形をとった。

一番最初は「のこす」で、2022年11月だ。

 

以前の作品「リバーシブル」では全曲シングルみたいにしたくて、全曲でMVを作りました。

あの頃くらい全曲が力強い作品を作りたかったんです。

それと、今の時代アルバムにこだわるよりもリリース頻度の方が大事で、みんな飽きないかなと。

 

個人的にはアルバム作品が好きなので、じっくり作ってバーンとリリースしたいタイプです。

ささやかながら、この部分は若干の葛藤を抱えつつ、少し妥協とも言えるやり方をとったのでした。

なのでアルバムリリースまで漕ぎ着けたことはとても嬉しい!

 

 

そんなリリースまで3年2ヶ月も時間を要してしまった。

アルバムが完成したのは1年近く前だったと思う。

そこからなぜ期間が空いてしまったかというと、正直なところ"変なプライド"があったのだろう。

純粋に作品として満足しきれなかったというのと、リリースへの恐れ。

逃げるようにライブ活動をしているくらい、モチベーションが低かったとも言える。

俺は普通に仕事をして、たまにライブをして、引き受けている案件を進めて…

言い訳を作りながら、割とダラダラ過ごしていた。

 

満足のいったアルバム制作に向き合うために、すべてのタスクを消化することに時間がかかりました。

なるべく頑張って、将来が空っぽになって、もう一度本気で取りかかれたのが今年の話だった。

そうしたら、制作途中の作品が想像以上に自分の感覚に馴染んでいたのだった。

 

うまくいかなかったミキシングも、時間を置いたことで客観視してみることができた。

作品のメッセージ性も一貫して納得できた。

結局のところ、自分の勇気や覚悟が足りていなかったのだと思う。

それに踏ん切りがついたから、スッとリリースすることができた。

 

俺はいわゆるアマチュアだけど、気持ちとしては他と等しくアーティストをやっています。

作品を作っているとプレッシャーもあるし、駄作を作っているのではないかと嫌いになりそうにもなりました。

よくあることなんです。

だけどそんなことはない、とても素晴らしい作品を作れたと自負しています。

これが最高傑作だとかは思いませんが(どの作品にもね)、間違いなく良いもの。

こんな道筋を辿って生まれたアルバムなんだと思ってもらえたら、少しは心に響くかな?笑

シークレットジーン、これを世に残すことができてよかったです。

 

 

 

 

▼裏話

 

ジャケットは自分で描きました。

遺伝子を描こうとしたんだけど、みなさまはお気づきでしょうか。

遺伝子は螺旋状なのだ…。そしてこれは螺旋ではない…!

 

それに気づいた時に絶望して、うわー描き直しかよ!と思ったのを覚えています。

なんかトランプのジャックが手に持っているオブジェみたいになっちゃった。

個人的には名探偵コナン14番目のターゲットを思い出します。

 

しかしそれと同時に、自分の中で別の解釈を加えることができました。

なんだかこれ、おもちゃっぽい形だなと。

 

今回表現したかったのは、「存在しない遺伝子」についてだ。

言ってしまえば偽物である。

それを表現する上で、「遺伝子のようなおもちゃが描いてある」というのは良い表現だなと思ったんだ。

完全に後付けかつご都合主義的解釈ながら、結構これがしっくりきた。

なのでジャケット絵は「遺伝子のようなおもちゃ」なんですよ。

めちゃくちゃマニアックな裏話でした。

 

 

 

 

今回はこれでおしまい。

また何かの形で宣伝しながら魅力を伝えていこうと思うので、引き続きお付き合いのほどお願い申し上げます。