Music

音源[Music]

1stアルバム　「海月の寝室」

Release:2018/6/25

¥ 1,500

1.無憂宮

2.しけもく　(Musicvideo)

3.旅情の季節

4.青春

5.ニジゲンノヨル

6.雑念恐怖

7.錆びた雫

8.ダウナー

9.これから

10.ロードムービー

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自身が16〜22歳頃までに作った曲が中心となる1stアルバム。モラトリアム期らしい感情が歌詞、音(アレンジ)へも色濃く出ていると思う。タイトルの「海月」は宙ぶらりん状態の自分をイメージしている。「海の月」とも呼ばれ(若さへの期待)、考えなしにふらふらしているようだと笑われる彼の憂鬱をテーマにしたいことから起用した言葉だ。一方で「寝室」とは絶対的な安息地であり、自省する場所でもある。そんなイメージのアルバムだが、それぞれの曲の振れ幅は大きいオルタナティブな作品になったと思う。

1stミニアルバム　「フロー体験」

Release:2018/7/13

¥ 1,080

1.時を超えて

2.派手な靴　(Musicvideo)

3.スワンプマン

4.裸足で波を受け入れて

5.赤光

6.気楽なミュージック

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6曲を収録したコンセプトミニアルバム。「没頭」が題材となっている。期せずしてポップな曲目が集まり、期せずしてコンセプトの一致するアルバムとなった。明るい曲調が多いが、どれも過去への憧憬や憂鬱･記憶障害、無力感などがテーマとなっており、それでも少しだけ気楽に行こうといったメッセージを込めた。その鍵が「没頭」である。タイトルの「フロー体験」を無意識的に追求する中での苦悩や葛藤が形となったアルバム。

2ndミニアルバム「平成アンダーグラウンド」

Release:2018/9/20

¥ 1,080

1.生き恥

2.超越ゲーム

3.パトス

4.ネガティブな常　(Musicvideo)

5.フィラメント

6.愚か者の私

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2ndアルバム「リバーシブル」完成間近の段階で出したEP。タイトルの通りアンダーグラウンドを意識したアルバムで、自分の趣味嗜好が詰まったダーティな曲が多い。正直なところw-mの作品を楽しみにしてくれる数少ない方々へ、濃厚な一枚を届けたいという気持ちが強かった。歌詞の内容としても現代の目をそらしたくなるような気持ちに着目して作った。本作品で「フィラメント」のみ2007年頃の古い作品であり、歌詞も親友が書いたものであったため、今回のリリースを機に解釈を変え書き直した。

2ndアルバム「リバーシブル」

Release:2019/3/28

¥ 2,000

01.喪服を着て死んだ男 (Musicvideo)

02.逆さまの街 (Musicvideo)

03.48時間 (Musicvideo)

04.自縛 (Musicvideo)

05.生のスリル (Musicvideo)

06.卑屈 (Musicvideo)

07.アイデンティティ (Musicvideo)

08.うつせみ (Musicvideo)

09.光は暴落 (Musicvideo)

10.君を想う (Musicvideo)

11.滑稽なオブジェ (Musicvideo)

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「リバーシブル」。つまり表裏兼用でもあり、「表裏一体」といった意味にも近いと思っている。生と死、躁と鬱、過去と未来、希望と絶望、安堵と恐怖、幸福と儚さ･･･どれをとっても表裏一体なものが多いだろう。そして表が光、裏が闇として形象されることが多いように思う。本作品ではその裏側の部分を全面に押し出して作られたものが多い。しかしながら表裏兼用であれば、闇は必ずしも闇ではないのだ。そんな概念的な話はさておき、本作はw-mとしての最高傑作と言える。自称代表曲のオンパレードとも言える自信作なので、是非ご一聴頂きたい。

3rdアルバム「色即是空」

Release:2020/6/10

¥ 2,000

01.悪食 (MusicVideo)

02.カタルシス

03.アンヘドニア

04.ノーメイク

05.鏡を壊せば

06.狂人

07.刹那

08.無能

09.大魔王

10.冷ややかな目

11.それぞれの生活

12.放浪センチメンタル

13.モラトリアム

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前作「リバーシブル」と通じるところもある作品であり、タイトル「色即是空」についてもその延長の意味でつけた。意識はしてなかったもののw-mのテーマである「モラトリアム」の色が強く、曲タイトルとしても登場している。キャッチーで分かりやすい作品を作るつもりが一辺倒にはならなかったのは、自身の様々な感情の変化や苦痛が混沌となって現れたのだと思っている。特にライブで演奏することも含めて「他者に届く」ことを意識するあまり生み出されたペルソナ、自分の感情をストレートに出しているところからも二面性があり、自分は何者なのか、迎合して生きているのかと苦悩が耐えなかった。精神面で言えば最もツライ状況で書いた歌詞が多く、死ぬか生きるかの狭間で作ったのだと言っても大げさではない。ジャケットはアーティストの繭見さんに制作頂いた。

4thアルバム「スポイル」

Release:2022/5/4

01.傍白

02.撃墜

03.意地

04.不思議人間

05.朝をともに

06.バイオレットとスカーレット

07.厭世的デマーケティング

08.暗数

09.糸は切れていた

10.自己喪失 (MusicVideo)

11.浮遊感ブルー

12.愛と憂鬱 (MusicVideo)

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本作は特にコンセプトアルバムではなかったが、「第三者からの影響」を受けた感情にスポットを当てた作品となった。抽象的な表現よりも、おそらくは直接的で"稚拙"な気持ちが言葉・メロディに表れている。本当はもっと冷たい作品にしたいという理想のもとで制作が始まったが、結果的にいつも通り感情的だ。コロナ禍の中2年間もの時間を要したが、決して新規軸ではない力作が完成したと思う。