連休明けの敵は平日ではなかった


今年のGWは雨が多かった気がする。

 

 

大型連休が明けた直後は皆リハビリのような日々を送っていることだろう。

御多分に洩れず俺もそう過ごしているわけだが、かといって連休と今の違いはなんだったろうかと考える。

俺の今年のGWは雲を掴むような日々だったように思う。

 

自粛ムードが日常となって久しく、俺は人と会うことはなかった。

俺にとってライブのようなイベントはもはや非日常であり、もちろん行うこともなかった。

無論旅行等にも行っておらず、いつも通りの生活だ。

すなわち、創作と鍛錬が主たる活動であった。

もちろん進んだ部分も多々あるし、前回の作品以降の新たな楽曲も9曲ほど完成したところだ。

しかしここまで来るだけでも相当時間がかかってしまい、連休などは一瞬で溶けてしまった。

 

 

どうやら以前と比べ制作のペースが落ちていることを認めなければいけないようだ。

正味な話、思うようにうまくいかない、進まない。

創作においてはアイディア勝負のイメージもあるかもしれないが、今回の場合はそれではなかった。

端的に実力が追いつかず、練習を重ね、それでもうまくいかないと繰り返していたら1週間が過ぎていた。

目標のレベルが高くなっているとも言えるし、自分の身の丈を再認識したとも言える。

なかなか苦しい日々だったな。

平日には社会と戦い、休日には自分と戦う。

いつまで経ってもそんなことを繰り返してしまうようだ。

こんなときは大体「気分転換が必要」という助言を受けるので、インプットもたくさん行ってみた。

しかし変わることもなく、なんなら心は瀕死していたようで効率も悪かったように思う。

気分転換は大事なのだが、それでは自分を乗り越えられない。

おそらくこの数日で得られた成果は「もっともっと向き合わなければ」という戒めだろう。

 

 

自分の力のなさを噛み締めていたが、平日というものはそれはそれは容赦無く訪れた。

本日起床した瞬間、腹痛、耳鳴り、ものもらいの存在を感じながらスタートしたわけだが、これは平日というものへのストレスではないのだろう。

平日が嫌だ!仕事が嫌だ!人と会うのが嫌だ!と嘆こうが、自分のPowerは変わらないだろう。

不満の根幹はそこではないことはよく分かったよ。

eastern youthの吉野さんの歌詞を思い出していた。

「闘う相手はいつだって 心の底から湧いてきて 崖っぷちに俺を追い詰める」

今年は少しだけ、このくそったれな”連休明け”というものに八つ当たりしない方が良さそうだ。

 

 

天気予報によると、これから数日間はしばらく雨は降らないようだ。

 

-今日のおすすめの1曲-

雨 - ペトロールズ

-コメント-

原曲のバンドverの方が好きだけど、もしかしたらペトロールズの音源自体レアかもしれない。

タイプは違えど、目指したいVo/Gtの形です、浮雲さん。

ギタープレイも正直エレキ(というかピック弾き)の方が全然良いと思うんだが、そこもまた自分と重ねてしまう。

めちゃくちゃうまい人なのだ。