2ndアルバム「リバーシブル」発売


w-m 2ndフルアルバム

「リバーシブル」

発売日:3/28(予定)

定価:2,000(税込)

 

01.喪服を着て死んだ男 (Music Video)

02.逆さまの街 (Music Video)

03.48時間 (Music Video)

04.自縛 (Music Video)

05.生のスリル (Music Video)

06.卑屈 (Music Video)

07.アイデンティティ (Music Video)

08.うつせみ (Music Video)

09.光は暴落 (Music Video)

10.君を想う (Music Video)

11.滑稽なオブジェ (Music Video)

このアルバムを出すにあたって騒いでいるのは間違いなく俺だ。

とてつもない一枚が出来た、我ながらそう思っている。

今までに1枚のフルアルバム、2枚のミニアルバムを出した。

それらももちろん自分としては気に入っているのだが、今回の作品は比較にならない。

何度も言っているのだが、自身最高傑作の誕生だ。

ちょくちょく自分語りしてきたことはあるけれど、もう一度本作への想いを綴りたいと思う。

 

このようなアルバムを発表することを夢見て約12年。

高校2年生くらいの頃から音楽を発信したいと思ってた俺は毎日作曲に明け暮れ、授業中のノートの片隅に自作曲の曲順を倦ねていた記憶がある。

夢を見て上京し、すぐさま人間不信になり、精神的にも崩してしまった。

そこから何年かをなんとかやり過ごし、大学入学、就職など、様々なイベントを迎えた。

だけれどずっと追っていた夢は変わらず、黙々と曲を作り続けた。

どう発信すればいいのか分からない、バンドを組もうと思っても諸々の理由でうまくいかない。

そんな風にくすぶって、27歳になろうというときに急に始めた一人バンドw-mだ。

自分で言うものでもないが、いろんな葛藤や苦悩があった。

きっと世に出れば評価は得られるはずだ!

そんなことも考えてはデモ音源のクオリティを上げていく。

たまに音楽事務所やレーベルにこっそりと音源を送るが返信は来ず・・・

きっと音が悪いのだろうと思い、またデモのクオリティを上げていく・・・

この約10年でデモ音源をブラッシュアップし続けていたと言っても過言ではない。

そうして、溜まりに溜まった何百というデモの中から少しずつリリースしていった。

 

さて、本作はその中でも選りすぐりの曲をチョイスしたつもりだ。

世界観もある程度固まっている。

一言で言えば「ロックな一枚」になったと思う。

1曲ずつ解説するなど野暮だと思うのでしたくはないが、全て思い入れのある曲と歌詞だ。

出来る限りのことはやってみようと思い、プロモーションに力を入れた。

全曲のミュージックビデオを作ったりもしたし、個人でCDプレスを行ったりしたことも正直コストはかなりかかった。

生活費を削っての、まさに茨の道であろう。

何が変わるかは分からない、だがしかし、この作品に賭けてみる価値は存分にあると思った。

昨今のロックバンドとは明らかに違う音で、メインストリームのジャンルとはかけ離れることをしている。

そんな自分の支えになったのは紛れもなく皆さんからの応援で、「個性のある音楽で面白い」と言ってくれた。

俺はその言葉を信じたい。

きっと面白いものが出来たはず・・・そう願ってやまない。

 

ここまで支えてくれた皆様に改めて御礼を言いたいです。本当にありがとうございます。

そしてこれからも音楽制作、ライブ活動により一層努めていきたいと思っています。

まだまだ届けたいところがあるんだ。

きっと俺が想像している以上に届くべき人に届いていないと思うから。

しばしば幸せな選択肢を捨てて音楽の世界に飛び込んで来たのだ、もっともっと表現していきたい。