あまたの眼差しの奥
渦巻く社会
格差の洪水
明かさぬ心の内で見下し合っている
そんな気がして
そばにいた人さえも
どこかしらで…
彷徨う罪を満たしたくて
比べてしまうほどに弱くて
妬みたくないフリして
涙落とした卑しきヒロイン
ちっぽけな自分でもどこかしら悪くはない
嫉妬した言い訳などなくてもいいだろう?
お前を許すことなんて
どうってことないくらい
償えなくて