時を超えて

車飛ばして 不味いコーヒー飲んで

今日も渋滞 長そうだ

思うことなどたくさんあるだろう

妄想さえ浮かばないけど

 

窓の向こうに夏の山

鏡に映る顔は誰のもの?

 

遙かな時を超えて 幼い頃思い出した

なんにも怖いものなし 真逆な生き方だったな

 

物が売れない 夢も大してないみたい

悲しいことも多いらしい

少しサボろう 少し逃げたくなった

タスクの山 後にして

 

祭りの後も感じられず

誰の何のため焦っているんだろう

 

わずかな時を超えて 色々忘れたようで

なんでも守ってばかり 人に紛れ目立たぬように

 

高速道路の帰り道

旅の後の微睡みも忘れてしまったな

 

くたびれたシャツ脱ぎ捨てて

少しだけ自分らしく戻れたら

 

遙かな時を超えて 幼い頃思い出した

なんにも怖いものなし 真逆な生き方だったな