たまにこういう奴がいる。
「○○(バンド名)のことを悪く言うな!」
「ファンなら全ての作品は受け入れるべき」
「昔は良かったとか懐古厨は帰れ」
F○uk off!失せろ!
こういう人達はファンじゃないと思います。ただの信者です。
洋楽のレビュー本とか見て欲しい。
時期によって作風が違ったりするアーティストは多いから、「この時期は正直駄作ばかりであった」なんてレビューはざらである。
ファンであれば正当に、自分の好き嫌いで判断して欲しいと常日頃思っている。
例えばとあるライブバンド。
誰とは言わないが、俺の大好きなバンドである。
ボーカルの声が今と昔では全然違っていて、正直今の方が勢いがなく、歌っていてきつそうになってきている。
それが続きすぎて、流石にファンの間でも「今日のボーカルのコンディションは大丈夫かな」といったことが一つの話題にもなり始めた。
それに対し、「ボーカルのコンディションの話ばっかりするな!いつでも最高だ」などという光景を2ちゃんねるで見たときは溜息がでた。
これは実力であり、評価なのだ。
仕方のないことなのだ。
俺だってそのボーカルがのびのびと歌ってくれることを願っているが、なかなか難しくなってきていて悲しいのだ。
うん、正直めっっっっっちゃ悲しんでるよ、ファンとして。
でもそういう意見も、ファンなら受け止めて欲しいものだ。
「批判」とは「物事の検討に加えて判定評価を行うこと/正しくすべきであると論じること」。
「批評」とは「物事の是非などを指摘し自分の評価を述べること」。
一般的に「批判」って言葉は本来の色々な意味のうち、マイナスの意味で使われることが多い。
ここでもそのような意味で言葉を捉えるとする。
俺は「批判」まではいかなくとも、ファンが「批評」するのは大賛成だし、いろいろな意見があっていいと思う。
逆に、何か嫌なことを指摘されて「もうやめて!」とか言ってる人達ってファンじゃないんじゃないのかな。
俺ならそんなこと気にしないけどな、俺が好きだから。
とある有名レビューサイト「BASEMENT-TIME」というサイトがある。
このサイトは特にキッズから人気で、最近のバンドを幅広く扱っている。
俺はこのサイトの文脈がちょっと厨二くさくて苦手なんだけど、姿勢はすごく好きだ。
好きな物には好きと本気で言い、クソにはクソと言っているから。
このサイトはちょっと表現が過激であるため叩かれることも多い。
しかし、「言い方が過剰な人」の一意見がたまたま人気サイトであっただけなのだと考えている。
今後も俺はいろんな音楽を聴いて、批評していきたい。
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