一部作品のCD廃盤のお知らせ


お知らせです。

6/4(金)をもって、w-mの初期の3作品+コンピレーション作品のCDが廃盤となります。

 

・1st Full Album「海月の寝室」

・1st Mini Album「フロー体験」

・2nd Mini Album「平成アンダーグラウンド」

・Compilation Album「My Turn, Your Turn」

 

CDとして手にとっていただいた皆様、本当にありがとうございました。

目下のところCDの再販売予定はございません。

引き続き、DLやストリーミング配信は行っていますのでよろしくお願い申し上げます。

 

 

せっかくなので少々小話を。

初期の3作品は、w-m始動直後にリリースしたもので、全て2018年に出したものとなります。

とにかく色々な人に聞いてほしくて、それぞれ100枚ずつ、計300枚を無料配布しておりました。

自分にとってかなり多くの枚数でしたが、全て申込みがあり無料配布も無事終えることができました。

それぞれ申し込みがあるたびに手紙付きで郵送して、一時期は毎日郵便局に通っておりました。

もちろん赤字で行っていた活動でしたが、1つずつ申込みがあるたびにスキップする勢いで郵便局に行ったことが思い出されます。

その後もLive物販や同人会、CDショップ、通販と、たくさんの人たちに購入も頂けたことは本当に嬉しかったです。

 

2021年現在、CDはおろかDVD/Blue-rayと円盤作品は衰退していっているように思います。

そんな中、やっぱりCD派の人もいるよなあと思いながらなんとか作りたいと思って出した作品でした。

2nd/3rd Full Albumとは異なり、amazon社のDODサービスというものを使って制作されたCDでした。

作りは安っぽいながらも、自分自身の作品が実体化されることがとても感慨深くて。

そのサービスが悔しくも終了ということですので、廃盤という経緯となりました。

 

さて、廃盤は確かに心苦しいものですが、落胆しているばかりではありません。

不本意だけど、ちょっとだけ気持ちは踊っているのです。

なぜって、廃盤というものには超絶なロマンがあると感じているからです。

俺はCD世代の人間ですので、今まで数多くのアーティストのCDを購入し、時に廃盤も探しては購入していました。

ファンからすれば喉から手が出るほど欲しいもので、廃盤になるCDは大体安っぽいものなのにプレミア感もあります。

人によると思いますが、俺は本当に好きなアーティストの廃盤ならいくら積んでも手に入れる、ちょっとオタク気質な人間なのです。

今回のw-mの作品は別の手段では聴けるのでプレミア感はないですが…

そうとは言え、期せずして自分の作品もそんな扱いになればいいななんて思っています。

それだけ愛され価値のあるものってことですからね。

特に今の時代は大変便利なものですから、廃盤という概念自体少なくなっていますが、それ故に貴重なのかもしれません。

今までw-mを支えてきた4作品、そのCDを持ってて誇らしいと思ってもらえるように今後も邁進したく思う所存です。

 

ちなみにですが、今後も長く音楽続けていけたならば、これらの作品のうちピックアップして再録版を出したいななんて思っています。

それではありがとうございました。