音楽を一人でやる必要性


どうもこんにちは、石濱です。

今日は何故一人で音楽をやっているのかということについてちょっと語りたいと思います。

先に簡単に書いてしまえば以下のとおり。

 

・もともとは一人でやることを余儀なくされた

・一人でもある程度やれることがあることに気づいた

・今の時代一人でも音楽って気軽に出来るんだってことを勇気づけられる存在になりたい

 

以下、詳細です。

 

何度か書いてきたが、俺は高校生の頃からバンドをやっていて、そのまま上京し、人間関係により解散となった。

その後しばらくはスキルアップと称してコピーばかりやっていたので、自分の作る曲をやることはしばらくなかった。

社会人になり、落ち着いてからバンドを組もうと思った訳だが、いかんせんうまくいかない。

それは人間関係の面ではなかった。

俺の目指すレベルが高かったのか、技術面で満足がいかないバンド、音楽性がてんで異なるバンド、俺の練習ペースについてこれないバンドなど、様々経験した。

しかもそれらは、どれも俺の今までやりたかった曲ではなく、カバーだったり系統の違うオリジナルだったりした(それ用に作曲していったのにもかかわらず、モチベーションが低いバンドもあった)。

俺の理想の音楽をやるまでに果てしない道だと思った。

 

そんなこんなで迎えた27歳。

俺は一人でもやっていくことを決意した。

そろそろここが正念場、ここでやらなければ音楽の道は絶たれると思った。

そこで始めたのが一人バンドという形だった。

 

曲を全て作る事は昔から一人でやっているから問題はなかった。

気になったのはライブである。

一人でライブが出来るのか、いや、やってみるしかないと思いブッキングをしてみた。

結果、なんとか形になったのだ。

オケを用意し、自分のボーカルパートとリードギターパートを抜いたオケに編集した。

同期ライブはトラブルが怖いので、アナログ式にCDを焼いていった。

返しのバランスはやはり普通より難しいが、音楽が崩れてしまうことはなかった。

こうして一人でやれる体制ができたわけだ。

また、当然ながら一人でやることは気楽と言えば気楽であった。

他からのディレクションがないことが弱みでもあるが、俺は自分のセンスを信じる他にない。

 

さてここからは夢の話でもある。

要は、一人でもここまで出来るってことを示したいのだ。

DTMerってたくさんいて、好んでやっている人もいるけど、俺のようにバンドをやりたかったけどDTMをやっている人だったり歌う人がいないからDTMでボカロをしていたりって人がたくさんいるんだ。

クオリティのことをいうのは野暮でもあるが、俺はバンド系サウンドのDTMerの中ではそこそこ出来は悪くないと思っている。

これからは絶対個人の時代になり、個性の時代になる。

「なんで一人でやってるの?」「効率悪いでしょ?」なんて言われることも出て来たが、俺は一人でやりたい。

作曲だけでなく、なるべく今はMVだったり宣伝活動だったり、一人でやってみたい。

なんせ、一人で出来なくないのだから。

もし万一、俺が少しでも影響力のある人間になれたら、俺の存在は誰かの希望になったりしないかなって思っている

だって米津さんは、形はどうあれそうやって成功した人だろう。

俺は彼のファンでもなんでもないが、少し近い波を起こしたい。

みんなで、音楽業界を面白いものにしていきたい

それが俺が一人でやる理由。

 

最後に、似たような質問でこんなものがあった。

「一人でやることに確固たる信念はないのではないですか?」と。

バンドが出来るなら楽しいな、絶対。

でも俺は一人で挑戦してみたい。