こんにちは、w-mの石濱です。
ようやく!ついに!自分のCDが完成しました!!
いやー夢にまで見たCD。。泣ける。。
俺はこれを10年以上前から夢見てたんだよ!!
時代の流れに即してないかもしれないが、やっぱり嬉しいね。
それに伴い、ご希望の方へCDを無料で配布&郵送しようと思います。
なぜこの企画を思いついたのか、少し想いを書きたいと思う。
端的に言ってしまうと、以下の通り。
・CD派の人にも気軽に聴いてもらえるようにしたいから
・アマチュアの自分の作品を金で買ってもらうことに嫌気がさしたから
・一人でも聴いて頂ける機会があれば嬉しいから
大した理由なさそうかな。
でも俺にとって大きな意味があったつもりだ。
まず音楽をやっている以上、いろんな人に聴いてもらいたいというのは本能みたいなものだ。
無料なら手にとるハードルが下がる人がいるかなと思った。
逆にハードルが上がる人もいることも想定されるため、そうした人は通常購入して頂きたい。
あとありがたい話で、「制作した努力は還元されるべきだ」とわざわざCDを購入して頂いた方もいる。
嬉しいよ、とっても。
どんな形であれ、このCDを手にとってくれる人が満足のいく形になれば俺は嬉しい。
無料でデモCD-Rを配る選択肢もあったけど、どうしても所有感/プレミア感が薄れるかなって思ったりもして・・・
やっぱりCDは作品だし、ちゃんと作ったものを提供したい。
そして、なんだか金を取りたくない。取らなくてもいい。
少なくとも今は。
そして個人的な考えであるので、商品として売っている人を批判するつもりもない。
だがしかし、ライブハウスでよく物販が売っているだろう。
「デモCD2曲入り500円」とか。「アルバム1000円ぽっきり」とか。
俺はよく物販でアーティストのCD買ったりするんだけどね。
だけど自分に振り返って考えてみると、「この500円が欲しくてやっているのだろうか」と思ってしまうのだ。
これが塵も積もればで50000円になったところで同じだ。
活動費用に回すとしても、俺は宅録だからあまりお金はかからないのだ。
(その代わり、初期投資は相当かかったが)
そもそも、仮にアルバムCD1枚1000円で売るとしよう。
制作費もろもろかかったとはいえ、素人が売ればおそらく500円ほどは還元されるだろう。
インディーズのメリットはロイヤリティが高いことというのは周知の事実である。
一方プロの音楽はアルバム2500円で売っているのに対し、還元率はどれほどか、皆さんご存じだろうか。
もはや音楽の金銭的価値って破綻していると思っている。
(俺の曲と宇多田ヒカルの曲の値段同じでいいのかな・・・笑)
だからプロはライブで、物販で稼ぐわけだ。
俺の音楽は、そんな収益を臨んでいない。
喉から手が出るほどほしいものは、お金ではなく誰かの気持ちを揺さぶることだ。
確かにね、お金を出してまで買ってくれる人がいるという確信は得られるかもしれない。
でも俺は別に聴いてくれる人のファン純度率を測りたいわけじゃないのだ。
ただただ、聴いてもらって誰かのプラスになればそれでいい。
もう一つだけ野望みたいなものがある。
音楽も多様化した現在、レーベルやレコード会社に入らずにどうにかやっていけないかって思うのだ。
そのための先行投資にでもなればいいと思っている。
音楽で「上を目指す」とはどういうことか考えさせられることがあった。
ある人はそれを「売れること=人気が出ること」という風に話した。
何も間違っていないしそう思う。
だけれど、そのためにみんなこぞってレーベル契約を目指してバンド活動したりって、俺はもう古いんじゃないかなって思ってる。
そんな姿勢だと表現にも規制を受けるに決まっている。
俺は別の形で音楽を多くの人に届けてみたい。
そのための実験的な試みでした。
個人でもやれることはあるんだぜって、誰かに勇気を与えたい気持ちもあるのでした。
まあ、本当に金銭的にやばくなったら打ち切るかもしれんが。
今現在は俺はアマチュアミュージシャンでレーベル契約を目指していないから、これでもいいと思っている。
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